日記に載せたネタなどをまとめようと思いつつも、つい面倒になって途中になってしまいます。
ブログツールはやはり楽でいいなあと実感しました。
でも見るときはhtmlで作った方が見やすいと思うので、また暇を見てこつこつやろうと思います。
まめとは程遠い自分の性格が憎いです。でもものぐさなのでそういう作業が本当に苦手なのです……。
拍手を押してくださった方、どうもありがとうございます。
さらに連打していただけると、その数だけ猫の肉球を押して喜びを倍増させたくなります。
続きはパラレルの短文です。
本当は前回アップした続きの話を上げたかったのですけれど、上手くいかないので急に思いついたものです。
続きが更新できたら、短文にでも入れておこうと思います。
ロイエンタールの手にのせられているのは、一般に調理実習で作った手作りクッキーという言葉から連想されるような可愛らしいものではない。
物自体はまさしく「調理実習で作ったクッキー」であるのだが。
凝ったラッピングなどとは程遠く、なんとビニール袋にそのまま入れるという素っ気無さだ。
とりあえずありがとうともらったものの、積極的に口に運びたいと思えるような代物ではなかった。
それでも受け取ったのは、あのきらきらした瞳で喜んでもらえることを期待していることがありありと見て取れる弟を悲しませたくなかったからだ。食材を無駄にしたくないなどという殊勝な考えからなどではない。
すぐに夕食だからと目の前で食べるのだけは避けた。
食べたその場で感想を求められるのは、おそらく双方にとってきまずい結果にしかならないだろう。
その程度の配慮を怠るロイエンタールではなかった。女性相手ならいざしらず、相手は最愛の弟なのだから。
美味しくないだろうことが明らかに分かっているのにそれでも食べるのは、ひとえにその最愛の弟のためである。
本人にもわかってもらえるだろうか。
言葉にはしないけれど、口の中の水分を全て奪い去るようなクッキーを完食するなど、愛がなくては出来ないのだと。